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読書とススメ

心の成長の糧となる本をご紹介します。

成功のやみつきになるには、まず早起きから?

2006-09-08-Fri-16:00
今回は【週末起業を超える成功のやみつき法則】のご紹介です。

週末起業を超える成功のやみつき法則 週末起業を超える成功のやみつき法則
藤井 孝一 (2004/06)
ビジネス社

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この本はタイトルに「週末起業」とつけられていますが、実際には【時間管理】
をメインテーマにした本です。

そのため、「週末起業」に興味を持っていない方でも、【時間管理】の考え方に
ついて興味のある方にはオススメできる本です。

普段何気なく生活している方や、仕事に追い立てられ自分の時間を持てない方
なども、この本を読むと自分の時間の使い方や、時間に対する意識を改めて
考えさせられると思います。(私もそうでした^^;)

また、この本には著者の【早起き】を習慣化するまでのエピソードも描かれており、
試行錯誤をしながら【早起き】体質となっていった様子が垣間見れます。


では内容のご紹介です。
まず、この本でいう「週末」とは、会社で仕事をする時間以外のことを指しています。

平均的なビジネスマン(土日の週休2日)を例にとった場合、平日の早朝の時間や、
金曜日の夕方から月曜日の朝までがそれにあたります。

仮に金曜日の18時から月曜日の9時までで計算すると、通算で63時間あり、
合計の睡眠時間を23時間とったとしても、一週間分の平均労働時間である
40時間は自分の自由な時間が確保できることになります。

そう考えると、週末には膨大な時間が眠っており、
それに気づくか気づかないかで大きな差が出てくると著者は述べています。

この考え方は私にとっても目からうろこ状態でした。
と同時に、「週末とは休むもの」という固定概念が自分の中にあることにも
改めて気づかされました。
確かにそれだけの時間を有益に使えれば、それが何年後かには大きな力となって
現れてくると思います。
私は最近、家族との時間をできるだけ犠牲にせずに、
どうやって自分の自由となる時間を捻出するかが課題となっています。


また、平日の早朝の時間や会社を退社後の時間、通勤時間についても
著者は重要視しています。

特に【早起き】については、著者がどのように【早起き】の習慣を習得したかが
とてもリアルに書かれており、そのエピソードを読むだけでも、この本の価値は
あるかと思います。

その中でも、

「寝起きに顔を洗って目覚めをよくするために、洗面器に水を入れて
寝床についたが、寝ぼけて洗面器をひっくり返してしまう事故が頻発した」

などと、思わず笑ってしまうようなエピソード(著者の藤井さんごめんなさい)
なども紹介されていて、ついつい話に引き込まれてしまいました。

実は、私がこの本を購入した理由も、
この【早起き】についてとても共感できる部分があったからです。

著者は【早起き】を習慣化させるため、様々な本を読んだそうなのですが、
【早起き】について即効性のある実践マニュアルなどはほとんど存在せず、
大抵の【早起き】に関する本に書いてある内容というのは、

「早起きはいいことばかりだから、がんばって起きろ」

ということが主となっていたそうです。

結局のところ、【早起き】に定石などはなく、悪戦苦闘して【早起き】体質を勝ち取った
成功者がいかに少ないかという結論に達したとのことです。

【早起き】を定着させるのは私の課題でもあるので、この本を読み返して
改めて気を引き締めなければと思いました。


結局この本は、このようにして自分の時間をコントロールできるようになれば
その時間を自分の好きなように使えるようになる。
その1つの方法として【週末起業】というものを推奨している
ということを言いたいのではないかと思っています。

最後に著者が【早起き】を習慣とするきっかけを与えてくれたという
名言を紹介します。(著者もある本の中から発見したそうです。)

【何時に起きても、起きるときはつらい】

う~ん、確かに名言ですね!
それはわかっているのですが...
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