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心の成長の糧となる本をご紹介します。

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オレンジジュースは虫の色?

2006-09-20-Wed-00:46
「食品がつくられる裏側はこうなってたんだぁ...」

読み終えた時、しばらく声が出ませんでした。
今まで自分が口にしていた食品がこのようにつくられていたなんて...

私もこの本を読むまでは、

「一流メーカーが、危ない添加物を食品に使っているわけがない」
「変なものが、コンビニで売られているはずがない」

と信じて疑いませんでした。

今回ご紹介する本、【食品の裏側―みんな大好きな食品添加物】は、
私がいつもご紹介する本の趣旨とは異なるのですが、
できるだけ多くの人に読んで現実を知ってもらいたいと思い、記事にしました。

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物 食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
安部 司 (2005/10)
東洋経済新報社

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この本では、普段私達が口にしている食品(主に加工食品)が、どのように作られ、
そしてその過程で使用、混入される「食品添加物」とはどのようなものか
ということについて書かれています。

例えば、柔らかくて色の悪い低級品のタラコ。
これを添加物の液に一晩漬けるだけで、たちまち透き通って赤ちゃんのような
つやつや肌に生まれ変わり、さらに大量の添加物を加えることで、
高級な明太子が完成してしまいます。
しかし、そこに含まれる添加物の数は10種類以上...

他にも漬物、ハム、ソーセージ、コーヒーフレッシュ
(コーヒーや紅茶に入れるミルクまがいのもの)、
しょうゆやみりん、砂糖などの調味料も...

これら食品添加物というのは、国の基準を満たし認可されたものなので、
特に毒性はないだろうと思われる方も多いと思います。(私もそうでした)

確かにこれらは単品で使用する分には問題ないと認可されているものです。
ただし、これらの食品添加物を複数同時に摂取した場合の危険性というのは
きちんと研究されていないそうです。
著者はこの、「複合摂取」による影響の有無を危惧しています。

またそれらの食品は、スーパマーケットでよく特売をしているものが多い
のですが、これらは大量の食品添加物を使用することで、
原価を抑えられるという理由があるためだそうです。
(必ずしもそれだけではなく、企業努力もあるとは思いますが)

私達が普段口にする食品は、ほとんどのものが何らかの食品添加物を含んでおり、
摂取しないようにするのは現実的には不可能です。

しかし、著者は必ずしもそれら食品添加物に対し、全て否定的なことを
述べている訳ではありません。
いつでも食品を購入したり、摂取できるのは食品添加物の恩恵によるもの
だからです。

そのため著者は、食品を購入する時は裏側に書かれている「原材料表示」を見て、
同じ食品でもできるだけ添加物が含まれていないものを購入することを
勧めています。
その際には特に添加物に関する知識など必要ではなく、常に
「何でこんなに安いのだろう?」という「素朴な疑問」を持つことで、
自然に裏の表示を見るようになり、「なにかヘンだ、気持ちが悪い」
と思えるようになることが大切だと述べています。

また、著者がこの本で一番危惧していること、それは
「子供の味覚」に与える影響です。

毒性を与えてしまうことはもちろんですが、それよりも
子供達の味覚は既に食品添加物を大量に含んだ食品を「おいしい」と感じ、
それらを好んで摂取している現状を危惧しています。

そのため、レトルト製品、できあいの惣菜、インスタント食品などの食品添加物が
大量に含まれているものをできるだけ与えず、多少の手間をかけても
お母さんの手作り料理を振舞うことが大切だと著者は述べています。

結局のところは、食品添加物を単純に目の敵にし、拒否するのではなく、
どう付き合うか、どう向かい合うか、どこまで自分は許せるか。
単に世間に流されるのではなく、自分や自分の家族はそれをどう選択していくかを
考えることが必要であり、大切なことだと思います。


最後に、この記事のタイトルにあるオレンジジュースの話です。

私たちが口にする一部のオレンジジュースのあの色は、
南米で衣料の染料などに使われているサボテンに寄生する虫を乾燥させ、
すりつぶして抽出したものだそうです。

虫を食べるのがいけないとは思いませんが、
でもそんなもの、口にはしたくないですよね?
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